投げ込みや走り込みは本当に正しい練習方法?正しい練習方法を身につけましょう!

こんにちは。
パーソナルケア&トレーニングReset院長の下小城です。
季節も秋になり、だんだんと冬の寒い季節が近づいてまいりましたね。
大体のスポーツでもそうですが、特に野球なんかは冬場に走り込みや投げ込みなど、1つのことをやり込む練習が多いのではないでしょうか?
しかし現代では、走り込みや投げ込みなどは酷使の代表例として取り上げられ、避けられがちです。
何事もやり込めばいいというだけではなく、正しい体の使い方を覚えたり、必要な筋肉をつけるには筋トレだけでなく、反復練習も大切になってきます。
本日は、投げ込みや走り込みは本当に正しい練習なのか?ということをご紹介していきます。
投げ込みや走り込みが浸透したワケ
1950年代から70年代あたりにかけて、投手は投げ込みや走り込みで鍛えて調整することが非常に多く、あるプロ野球投手は、「日本ではしっかり投げ込んだ投手ほど長持ちをして、好成績を残している」というコメントをしたこともあるそうです。
しかし、現在プロ野球では分業制が常識となり、投手が「投げ込み」で調整するのがあまり見られなくなりました。
そのことで投げる筋力を十分に鍛えないことや、野球のスタイルが変わって「肩、肘は消耗品」という考えが浸透した今では「通用しない方法」とも言われています。
投げ込み・走り込みに対する両方の意見
ダルビッシュ有選手の意見
逆にそれで才能のある選手がかなり潰されています。
そもそも自分が走り込み、投げ込みを高校、プロとしていたらまずここにはいません。
本来なら自分より才能のある同級生はもっといたはずです。 https://t.co/z2TXFKIA3M— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) March 9, 2020
ダルビッシュ投手は投げ込みや走り込みについては反対の意見を持っています。
ワールドカップなどでも活躍した方が、「そもそも自分が走り込み、投げ込みを高校、プロとしていたらまずここにはいません。」と言われているくらいです。
上原浩治さん
将来、僕が指導者になったら……ですか?(笑) めっちゃ練習させるコーチになると思います。走り込みも投げ込みもさせる指導者になるでしょうね。今の時代、受け入れられないと思いますよ(笑)。
メジャーリーグやジャイアンツで活躍していた上原さんは時代に反した練習方法を取るとおっしゃられています。
どちらも悪いとは言えませんが、やはりしっかりとしたトレーニング方法が大事ですよね。
パーソナルケア&トレーニングReset院長の想い
私は連日のやり込みは推奨しませんが、週2など休養日を設けて行うのは良いと思います。
また、痛い時に「痛い」と伝えることができる環境作りや信頼関係が大切です。
ただやり込むだけではなく、正しい体の使い方を覚えたり、反復練習を行って指導者も選手も正しいやり方、そしてトレーニングを行い、正しいケアをしましょう!
当院では、スポーツで身体を痛めた方に対し施術だけではなく、怪我をしにくい身体作りの指導も行っております。
一人で悩まず、一緒に明るいスポーツライフを送りましょう!