癖になってしまっている?首を捻ってポキポキと鳴らす行為の危険性!
こんにちは。
パーソナルケア&トレーニングReset院長の下小城です。
私もよくしがちなのですが、よく首を捻ってポキポキと音を鳴らす方いらっしゃいませんか?
鳴らしたら時には気持ち良くなってすっきりしたように思えますが、実は結構危ない行為だと知っていましたか?
本日は、首を捻ってポキポキと鳴らす行為の危険性をご紹介していきます。
目次
首をポキポキと鳴らしてしまう原因
首に違和感を感じた時やパソコン作業、スマートフォンなどで首のこりを感じた時によく首を捻ってしまいますよね。
音が鳴ってすっきりしたり、気持ち良く感じることが多いかもしれませんが、あの「ポキポキ音」は実は首の骨の音ではないのです!
首のポキポキ音!骨ではなく関節の液体?
首を鳴らすために首を捻りますが、音が鳴るのは関節の中の液体中の気泡が弾けた音で、気泡が弾けるためには1tの力が必要です。
そんな力が首の細い血管に加わるとどうなるか・・ゾッとしますよね。
自分で首を鳴らす危険性
脳卒中につながる!?
首の骨(頸椎)には、椎骨動脈と呼ばれる血管が伸びており、自分で首を鳴らして物理的刺激を加え続けると、椎骨動脈に傷がつき血栓ができる可能性があります。
その血栓が脳に運ばれると脳卒中になってしまう可能性も0ではありません。
変形性頸椎症になる!?
自分で首を鳴らし続けると骨に負担がかかります。
骨はそれに耐えようと椎間が狭くなったり、骨がでっぱり骨棘を形成し変形性頸椎症になり、首肩のこり、頭痛、手先にしびれ、などを引き起こすかもしれません。
首の捻挫をするかも!?
鳴らすことで骨だけでなく、関節や筋肉にも大きな衝撃が入ります。
これが繰り返されると、関節がズレてしまったり、靭帯が歪んでしまったり、酷いと首の捻挫(頸椎捻挫)になってしまいます。
首のお悩みはパーソナルケア&トレーニングResetへ
上記のように一瞬のスッキリ感だけのために、自分で首を鳴らしてしまうとたくさんのリスクを背負うことになります。
当院ではズレはもちろん、なぜ首などのズレが起きているかを紐解き日常から見直します。
日頃から首を鳴らすのが癖になっている方やコリ・違和感をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。